頻尿予防に役立つ食品

頻尿は一日に8回以上の排尿と決められており、何度もトイレに行きたくなる症状があれば頻尿と考えてよいでしょう。一回の排尿量が多いようであれば、多尿が疑われる場合もあります。
頻尿症状が苦痛の方には、何度もトイレに行かなければならないのを抑える薬が多く市販されています。頻尿自体は市販薬を服用することで改善をはかることができますが、頻尿の背後に原因となる疾患が隠れている場合もあるので注意が必要です。

品目別

銀杏

銀杏には、マグネシウムとギンコライドが含まれています。
マグネシウムは胃腸や腎臓の働きを良くします。
胃腸や腎臓の調子が整うと、夜間頻尿が改善されます。

黒ごま

黒ゴマのゴマリグナンは、女性ホルモンのバランスをよくします。
また、黒ゴマは、ポリフェノール、カルシウム、鉄分、ビタミンB群が豊富です。
ゴマリグナンとともに、ホルモンバランスを整え、自律神経系の働きをよくします。

どじょう

見た目はグロテスクですが、栄養分は豊かです。
鉄分と亜鉛がたっぷり含まれています。
鉄分は血流をよくして、身体を温めます。
亜鉛は内臓を温める働きがあります。
冷えからくる頻尿に、よく効きます。

頻尿に有効な主な成分

イソサミジン

イソサミジンは、屋久島にあるボタンボウフウという素材に多く含まれている成分です。ボタンボウフウは、沖縄や九州などの海の近くに生えているセリ科の多年草で、別名「長命草」とも言われています。

ペポカボチャ種子

欧米では薬用のハーブの一種として、排尿トラブルの対策に広く利用されています。
ペポカボチャは世界中の温暖な国で栽培されるウリ科の植物です。欧米では「薬用カボチャ」と呼ばれるほど栄養価が高く、ドイツなどヨーロッパでは古くからペポカボチャを栽培して、その種子を腹圧性尿失禁や頻尿などに悩む方が利用してきました。

ノコギリヤシ

北米南東部の植物であるノコギリヤシは、前立腺肥大症に効果があるといわれている成分です。
摂取することで頻尿をはじめ、排尿痛、尿意切迫などの症状を緩和するといわれており、サプリメントでありながらも、既存の医薬品に匹敵する作用があるとされています。