頭痛予防に役立つ食品

ひとくちに頭痛といっても、いくつかの種類があることをご存じですか?
頭痛は、痛みの起こり方によって、大きく「日常的に起こる頭痛」、「慢性頭痛」、「脳の病気に伴う頭痛(危険な頭痛)」に大別できます。
突然見舞われる強い頭痛はもちろんのこと、安静にしていても治まらない、あるいは繰り返し起こる頭痛が徐々にひどくなるような場合など、「いつもの頭痛と違うな」と思った場合には、必ず医師の診察を受けましょう。

品目別

ほうれん草

ホウレンソウは、野菜の中でも抜群の栄養価を誇ります。特に鉄分・マグネシウムの含有量が多いことが特徴です。鉄分が不足すると細胞に酸素が供給されず、細胞がエネルギーを生み出せなくなります。結果、頭痛が起こったり、疲労感を感じたりする原因になってしまいます。

コーヒー

コーヒーに含まれるカフェインには、血管を収縮させる効果があります。そのため低気圧で膨張した血管を元に戻して頭痛の症状を和らげてくれる効果が期待できます。ただし、妊娠中などカフェインの摂取が禁止されている場合は避けるようにしましょう。

バナナ

バナナには、偏頭痛の解消に有効とされるマグネシウムが豊富です。
間食にアーモンドを取り入れたり、朝食に豆乳をベースにしたバナナスジュースを取り入れてみるのも良いでしょう。

頭痛に有効な主な成分

ビタミンE

女性ホルモンのエストロゲン分泌を促す効果があります。こちらも、ホルモンバランスの影響で頭痛が起こっている女性におすすめです。
反対に男性の頭痛にはあまり効果がありませんが、抗酸化作用などがあるので摂って損はない成分です。

マグネシウム

有名かつ身近なミネラルの一種ですが、頭痛以外にも高血圧や心疾患の予防など、人にとって欠かせない成分です。
ストレスによって消費されやすいため、ストレスによる頭痛の人には特におすすめの成分です。

大豆イソフラボン

大豆に含まれるイソフラボンのことで、女性ホルモンである「エストロゲン」と似たような働きをすることから、女性に特におすすめの成分です。女性ホルモンのバランスを正しくする効果もみられ、月経の影響で頭痛が起こる女性には特におすすめです。