ストレス過多予防に役立つ食品

ストレスがあると心が疲れます。忙しくなると体が疲れます。でも、実はいちばん疲れているのは脳なのです。
ストレス障害には他にもPTSDや急性ストレス障害がありますが、これらはその人の生死に関わるぐらいの強力なストレスを通じて発症するのに対し、適応障害の場合はこうした場合に限らず、日常の人間関係、仕事上のトラブル、様々なハラスメントといったことがストレス因子となり、そのストレスの量が本人の処理能力を超えた結果、心理的な機能不全を起こしてしまうのです。

品目別

ブルーベリー

抗酸化力の高いブルーベリーは、過度なストレスを感じると分泌されるコルチゾールの生産を抑えると言われています。イライラを感じたら、そのままつまんで食べたいですね。

カカオ

カカオに含まれるフラボノイドはリラックス気分をもたらし、フェネチルアミンは気分を高める効果が期待できるため、イライラ解消におすすめです。
スムージーに生カカオを加えたりしてみましょう。マカロンやダークチョコレートバーなどもおすすめ。できれば、カカオ70%以上のものを選ぶようにしてください。

胡桃

リノール酸やビタミンEが多く含まれるクルミを、一日に少なくとも1オンス(約28g)食べると、高血圧予防や精神不安に効果的です。
サラダの上にかけたりサラダドレッシングに加えてどうぞ。

ストレス過多に有効な主な成分

ギャバ

ギャバは和食に欠かせない納豆やぬか漬けなどの発酵食品のほか、小魚や発芽玄米にも多く含まれるアミノ酸です。
ストレスで高ぶった神経を鎮めて、イライラや不安感を軽くします。

マカ

マカの主成分はタンパク質で、各種の必須アミノ酸が大量に含まれています。
また、マカにはストレスに対抗し、神経の働きを保つビタミン郡やストレスを遮断するビタミンC、さらにイライラを鎮める働きを持つカルシウムなどの成分が豊富に含まれています。

テオブロミン

疲れたときやイライラした時に甘いものが食べたくなるのは、実は体が必要なものを自然に欲しているからなんです。
そこでオススメなのは、チョコレートです。
チョコレートの原料のカカオにはチョコレートの苦味成分でもある「テオブロミン」が含まれています。
このテオブロミンはセロトニンの働きを助ける作用があるため、心を落ち着かせ、リラックスをもたらす効果が期待できます。