風邪予防に役立つ食品

風邪が起こる原因は、ほとんどの風邪はウィルスが体内に侵入し、増殖することで引き起こされます。そして、このウィルスは気温が低い環境の方が活動が活発になるのです。
また、寒い時は人間の免疫力が低下して抵抗力も弱くなり、ウィルスが増殖しやすい環境になります。加えて冬は締め切った部屋にたくさんの人が集まることが多いので、ウィルスが伝染しやすくなるという要因もあります。

品目別

柚子

ゆず(柚子)にはビタミンCが多く含まれています。ビタミンCにはウイルスへの抵抗を強める働きがあり、風邪を防ぎます。水溶性ビタミンCですから、水に溶けやすいので、切ってからはあまり洗い過ぎないようにしましょう。

にら

にらをきざんでいれたスープを熱くして飲むと、風邪をひいた時、体を暖め、にらの香りで眠りを誘いますので、風邪を治してしまいます。にらは、ビタミンAが多く含まれ、粘膜細胞を正常に働かす作用があります。鼻や口、気管などを強くするので、にらを常食にしていると、風邪の予防にも効果があります。

トマト

トマトに含まれているビタミンAやCは、目や喉の粘膜を保護し強化してくれます。肌あれ、視力の回復にも効果をあらわし風邪の予防にもなります。

風邪に有効な主な成分

ビタミンC

風邪予防といえば、まず思い浮かぶ栄養素と言えばビタミンCですね。ビタミンCは粘膜を正常に保つ働きがあり、鼻や口からウィルスを侵入しにくくします。
また、ビタミンCは白血球の働きを高め、ウィルスを撃退するインターフェロンの生成を助けます。そのため、身体全体の免疫力がアップし、風邪が引きにくい身体になるのです。

ビタミンA

ビタミンAには喉や鼻の粘膜を活発にする働きがあり、積極的に摂取することで、口や鼻からウィルスが侵入しにくくなります。
動物性食品に含まれるビタミンAはレチノール、植物性食品に含まれるものはカロテンと言います。

亜鉛

亜鉛には新陳代謝を活発にして免疫力を高めたり、ウィルスが鼻の粘膜から入ることを防ぐ働きがあると言われています。
そのため、風邪の時に亜鉛サプリを飲む国もあるのだとか。ただし、過剰摂取すると吐き気や下痢、嘔吐などの副作用が出ることもあるので注意しましょう。